「百万人署名運動全国通信」10月号の入稿、反原発署名提出行動、百万人署名運動全国連絡会代表者会議などの連続で遅くなりましたが、9.19反原発大集会・デモの報告です。
 鎌田慧、大江健三郎、澤地久枝さんらが呼びかけた「さよなら原発 1000万人アクション」実行委主催の9.19明治公園での集会には全国から約6万人の労働者市民が集まり、かつてない大集会となりました。人波は会場からあふれ、歩道や近くの公園を埋め最寄りの千駄ヶ谷駅までつながっていたとのことです。福島からも大型バス14台で参加、「怒 福島隊」「怒 浜通り隊」「怒 中通り隊」などと書かれた統一のノボリ旗を持って登場しました。

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福島隊のノボリは、会場前方に見えます。
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階段も人でいっぱいでなかなか通れません。
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 福島を代表してアピールした武藤類子さん(ハイロアクション福島)は、3.11から半年たって鮮明になってきたこととして「真実は隠されるのだ」「国は国民を守らないのだ」「事故はいまだに終わらないのだ」「福島県民は核の実験材料にされるのだ」「ばくだいな放射性のゴミは残るのだ」「大きな犠牲の上になお、原発を推進しようとする勢力があるのだ」「私たちは棄てられたのだ」と言われました。
 そして、疲れとやりきれない悲しみの中から出てくる言葉は「私たちをばかにするな」「私たちの命を奪うな」だと。さらに「私たちは今、静かに怒りを燃やす東北の鬼です」と話され、「私たちとつながってください!」と訴えられました。「原発をなお進めようとする力が、垂直にそびえる壁ならば、限りなく横にひろがり、つながり続けていくことが、私たちの力です」と。
 この福島の怒りと一体となって、フクシマの闘いとつながって、野田政権の原発再稼働、原発の輸出宣言を弾劾し、原発・核武装絶対反対の運動を広げましょう。(Se)


全体集会の前に、「すべての原発いますぐなくそう!全国会議」(通称「な全」)の集会が開かれました。

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デモは3コースに分かれて行われましたが、公園を出るまでに1時間近くもかかるという大変なものでした。

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いよいよデモに出発です。

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「な全」も元気にコール

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三里塚反対同盟のノボリ旗も

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なんと、あの山本太郎さんもデモコールしていました。

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デモが終わって遠方へ帰る人たちと激励のエールの交換(福島のバスかな?)

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沿道の人々ともエールの交換です。

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デモ終着点の代々木公園に到着する頃にはもううす暗くなっていました。

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でも、まだまだデモは続いていました。新たな闘いへのエネルギーを充てんしあった大デモでした。