18日(金)の夕方、文部科学省前で、朝鮮学校無償化排除への抗議行動がありました。「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会が呼びかけたものです。厳しい寒さの中、30人くらいが集まりました。

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民主党政権で2010年4月から始まった高校無償化制度、しかし朝鮮学校だけ特別な審査基準が設けられすぐに適用がされませんでした。多くの抗議の中、文科省は朝鮮学校からの申請書を審査中であると言い続け、すでに3年近くが経ちます。
ところが、自民党安倍政権になって即、なんと、文科省はこれまで継続していた審査を打ち切り、文科省の省令「改正」によって明示に「排除」を決定したというのです。こんな不当なことは絶対に許されません。
この日、「連絡会」のメンバーは、文科省の高校修学支援室の人に抗議文を手渡し、次回の要請行動(2月6日)の時に回答するよう要請しましたが、対応はひどいものだったそうです。

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夕方5時~6時まで、文科省前で抗議のリレートーク、ビラまきを行いました。オモニ会のお母さんたちの「政府の差別的対応で子ども達の心がどれだけ傷つけられたか!」「日本で生まれ育ち、平和を願っている子ども達が希望を持って生きれる社会であってほしい」との訴えに、心が痛みました。(0S)

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