3月13日(水)12時30分から参議院で、14日(木)9時から衆議院で、相次いで憲法審査会が開催されました。実質的な審議が行われたのは、参議院では昨年の5月30日以来、衆議院では同じく8月2日以来となります。
百万人署名運動は「憲法改悪のための憲法審査会を許さない!」という立場です。西川重則さんは「戦争は国会から始まる」と警鐘乱打しています。安倍政権の改憲攻撃を打ち破る力を全国でつくりましょう。そのために私たちも西川事務局長を先頭に傍聴体制をとり、憲法審査会の実態を暴いていきたいと思います。

憲法審査会の開会時を見届けようと、重いカバンを背負って小走りに審査会室に向かう西川事務局長(85歳とはとても思えない!)

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まず、3/13の参院審査会の報告です。
参院審査会では「二院制」について討議
今回の参院審査会のテーマは「二院制」で、参議院の憲法審査会事務局長から憲法調査会時の議論の概要についての説明を受けた後、自由討議が行われました。約1時間半の審議時間でした。久しぶりの開催であったためか、多くの傍聴者(40~50人ほどだったでしょうか)、記者・カメラマンが集まりましたが、委員の出席者は最初は30数名、閉会が近づくと30名を割り込んでしまいました(定数は45人)。
各会派の立場は、一院制の採用を主張したみんなの党と日本維新の会以外は、二院制を支持するというものでした。発言者の多くがねじれ国会の下で「決められない政治」を招いている参議院の現状に批判的な世論に言及していましたが、井上哲士氏(共産党)が指摘したように、数年前までの参院不要論の根拠は参院は衆院の「カーボンコピー」にすぎないということだったのですから、二院制の維持を主張するのであれば、マスコミのご都合主義的な論調に振り回されることなく、参院の果たすべき役割についてじっくりと議論してほしいものだと感じました。
この日の意見の中にも、決算の審議を重視するなど衆院との役割分担を明確にするべきだとか、小選挙区制主体の衆院とは異なる比例代表制中心の選挙制度を採用するべきだとか、検討を深めるべきテーマはいくつか提起されていたと思います。なぜ参院に「原子力問題特別調査委員会」が設置されないのか、解散がなく6年間の任期が保障される参院でこそこの問題に腰を据えて取り組むべきではないかというはたともこ氏(生活の党)の指摘ももっともだと思いました。(G)

●次回の参議院・憲法審査会予定

 とき:4月3日(水)13時00分~(所要2時間30分程度)
 ところ:国会内参議院・第41委員会室(分館4階)
 内容:日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制に関する調査
     (「二院制」のうち、二院制の存在意義について)
     ・参考人の意見陳述(30分程度)
     ・参考人に対する質疑(自由質疑)(2時間程度)
      ※国家基本政策委員会合同審査会(党首討論)が
       開催される場合は、12時30分開会となる。
      ※参考人については、まだ未決定。
  *傍聴希望者は、前日までに百万人署名運動事務局までご連絡ください。(T/F03-5211-5415)

●審議状況は参議院インターネットテレビで見ることができます。
→http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

●参院憲法審査会委員一覧表
→http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/konkokkai/current/list/l0905.htm