3月14日早朝、経産省前テントに、東京地裁執行官らが「仮処分決定の公示書」を持ってきました。内容は「債務者らは、仮処分物件の占有を他人に移転し、又は占有者名義を変更することを禁止されている」というもの。ちなみに、公示書に書かれていた「債権者」は「国」となっています。
テント関係者は21日にテント前で抗議の記者会見をおこない、翌22日の金曜行動の日に午後5時からテント前広場で抗議集会を開きました。

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まず、「債務者」の一人とされた、渕上太郎さんがアピール。
「今回の仮処分は、国が、ここから出て行けと、法律上の手段を持って仕事を始めたということです。そんなことは許さんぞ!ということです。脱原発、日本の民主主義、基本的人権、抵抗権、そういう問題を掲げて共に闘いたい。」

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長谷川弁護士は、「この仮処分は債務者を固定することにある。近々ここを明け渡せという訴訟をうつ前段です。国がやることは間違ったことがほとんど、それに対しわれわれの正当な抵抗権というものがある。裁判と大衆運動は車の両輪、法廷でも徹底的に闘いたい。」と檄を飛ばしました。

福島の女たちも駆けつけました。
黒田節子さんは、子どもたちに甲状腺がんが出てきていることに「放射能とは関係ない」と言っている学者たちへの怒り、さらに数日前の福島第一原発の停電事故で全身が緊張し胃が痛くなるような日々を送ったことを話し、そういう中でこのテントが私たちにとってとても重要な場所なんだと訴えました。「福島が大変な状況ですが、テントがあるから平衡感覚を保ってこれた。ここでいろんな人と出会い、福島だけではないと実感してきた。私たちにとってここは希望のとりで、これをつぶすような動きには全身で反撃していきます!」

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続いて、有機農業をやってきた大河原さんがアピール。
「私の友人は原木でしいたけを大事に作ってきたが、もう廃業するしかない。約6万本の原木が核廃棄物として積み上げられている。福島県の農民、漁民の営みを原発事故は暴力的に奪っていった。福島ではいろんなところでいろんな苦しみが渦巻いている。私たちが求めているのは原発のない社会。テントはそうした闘いのシンボル、拠り所。絶対に壊させてはいけない。」

椎名千恵子さんもアピール。
「テントが撤去される動きがきたということで、飛んできた。ここは、福島を発信し、3.11福島を問い問われつ、また自分を問い、学び、つながる、大事な場所、なくしてはならない。」「もっともっと力強く自覚して前に進む、もう一つ段階が来たと思います。そういうことを向こうがスタートラインを切ったんじゃないですか。私たちはバラバラにされてはなりません。より力強く、よりつながって、両手がだめなら足でもいいつながってここを乗り越えましょう!」

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福島から避難している亀屋さんは、「双葉町から着の身着のまま何も持たずに逃げてきた私にとって、テントひろばがなかったら立ち直ることはできなかった。ふるさと双葉町を奪われ、今度はテントひろばを奪おうとしている、この国は!」「テントを撤去する前にやることがある。福島第一原発を撤去してほしい。絶対に再稼働はやめてもらいたい。テントを守ろう」と訴えました。

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首都圏反原発連合のミサオ・レットウルフさんもエールを。
「この逆境をバネにして、世論に訴え、知恵を出して何とか跳ね除けて、このテントを原発をなくすまで共闘してがんばりましょう。」

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たんぽぽ者の柳田さん、原子力規制を監視する市民の会、その他テントと共に闘うみなさんのアピールがありました。落合恵子さん、福島瑞穂さん、原発さよなら四国ネットワークの方も駆けつけアピール。
制服向上委員会のみなさんも「原発さえなければ」を歌って連帯のアピール。
最後に、テントの江田さんが、明け渡し裁判を迎え撃つ行動に出たいと提案。

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公示に対して、経済産業省に、裁判所に移管したなら、鎖でつながっている看板(下記写真)を早く撤去しろ!という
要求をつきつけたい。危険でけが人もでている。その署名に協力を、と呼びかけました。

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みんなの力で、経産省前テントを守りましょう!
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この日の官邸前金曜行動も元気よく闘われました。

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