9月15日、福岡県連絡会の主催で、「改憲を許すまい!集団的自衛権の行使絶対反対!」集会と第16回定期総会を行いました。
世話人のわたなべひろやすさんの開会あいさつと、14日東京・亀戸での「さよなら原発集会」に参加して私たちの集会のために飛んで帰ってきてくれた「すべての原発いますぐなくそう!全国会議・福岡」の田宮星さんからの元気のいい連帯のあいさつを受けて、集会は一気にもりあがって講演へ。
「憲法改正はどうなるのか」と題した斎藤文男さん(九大名誉教授・憲法)の講演は、安倍政権の改憲のねらいをズバリと斬った切れ味のいい内容でした。

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斎藤さんは講演で、「96条先行改憲は頓挫した。改憲の最大のねらいは9条(の2項)にある。しかし戦争絶対反対が今なお根強いなかでは明文改憲は当面できないため、安倍政権は“なし崩し改憲”をねらっている。それが集団的自衛権の行使だ。
集団的自衛権の行使は9条の実質改憲そのもの。この攻防こそ改憲攻防であって、これとの闘いに全力をあげるべきだ。」

「内閣法制局長官の容認派への首のすげ替え、〈安保法制懇〉の“集団的自衛権行使を行うべき”という提言の年内提出、さらに戦後はじめて国家安全保障戦略を策定するための〈安全保障と防衛力に関する懇談会〉(安防懇)を設置・初会合(9月12日)を開き、その両方の答申を待って年内に新防衛大綱を策定しようとしている。それは集団的自衛権行使を前提にした中身だ。」

「これらの法的整備として来年の通常国会で、集団的自衛事態法、国家安全保障基本法が立法化され、それに伴って自衛隊法が「改正」されようとしている。そしてもう一つの大きな焦点が非常事態条項の新設でこれは憲法の自爆装置だ」と喝破し、闘いが緊迫していることを訴えられました。

それを受けて行った定期総会は、あらためて、改憲・戦争阻止の闘いを"集団的自衛権の行使を許すな"を焦点化して闘うこと、12月15日に全国一斉街宣の一環として大街宣と学習会を行う、反原発闘争に全力をあげること、闘う労働運動の前進こそこれらを阻止する力であり共に闘おうと、久留米地域、教育労働者からの発言とともに確認しあいました。(福岡県連絡会 N)