集団的自衛権行使容認の閣議決定が強行されるとされた7月1日、前夜に続き、朝から抗議の人々が首相官邸前に集まった。首相官邸前では、「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」と「戦争をさせない1000人委員会」の共催の抗議集会が、朝9時半からと臨時閣議が開かれる夕方5時からが呼びかけられていた。

朝8時40分ごろ、突然警察官が目の前で歩道に鉄柵を並べロープで固定し始めた。すぐに、なぜこんなものを置く必要があるのだ、やめろと強く抗議。警察官らは「歩行者の通路を確保するため」と。逆に危険ではないか!しかし、「上からの指示だから」と力ずくで作業を続けていく。主催者からも抗議をしてもらい、結果、一転、「撤去する」となった。本当に黙っていたら何をされるかわからない。

画像


集会が始まる頃にはどんどん人々が集まってきて、いつの間にか周りは身動きのできない状態になっていた。「閣議決定やめろ」のアピールとコールが止むことなく続いた。

画像

画像

画像

画像

画像

画像


朝の抗議集会の終わりに、臨時閣議が早まる動きもあり、午後は予定を早めて3時から官邸前集会を始めるとの知らせがあった。
しかし、その後も若い人たちがリードして官邸前の抗議コールは続いた。各地から駆けつけた人々のアピールもされていた。

午後3時近くになると、再び官邸前周辺は人々で埋められ、「解釈改憲絶対反対!」、「勝手に閣議決定するな!」とコールが続いた。

画像


日射しが強く、とても暑かった。集会では全国各地で同時刻に抗議行動が闘われていると報告されていた。

画像

画像


安倍がいる官邸はすぐ目の前。

画像


動労千葉など労組も駆けつけていた。
画像

画像

午後5時過ぎ、閣議決定が強行された。
しかし、閣議決定での解釈改憲など、無効だ!

画像


撤回!撤回!のコールが続く
画像


画像

画像

歩道からあふれ、官邸前の記者会館の駐車場の方にもたくさんの人が。
画像


7時過ぎに抗議集会の終了が宣言されたが、それと入れ替わりに「安倍やめろ」「ファシスト倒せ」の青年たちの激しいデモコールが官邸前を席巻。首相官邸に向かって押し寄せていった。

画像

画像

画像

画像

画像


この怒りが、安倍政権打倒に向かって本格的に燃え広がるのは、これからだ。 (S)