9月4日(木)夜、東京・日比谷野外音楽堂で、「戦争させない 9条壊すな 総がかり行動」の集会が開かれた。「戦争させない1000人委員会」と「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」の主催で、参加者は野音に入り切れず、音楽堂の内と外とあわせて5500人余りが参加した。集会後、銀座方面へデモを行なった。

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9月3日に安倍首相が内閣改造と自民党役員人事を一新し、安倍政権の右翼性、戦争性がより鮮明になった直後の集会だったので、それに対する怒りで、「集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回!」「安倍倒せ!」と充満した集会となった。

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百万人署名運動の仲間も、集会前に参加者に8.17安倍倒せ!大集会の報告チラシをまきながら、集団的自衛権反対!の署名への協力を呼びかけた。ノボリ旗を持って集会に参加。

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午後6時から集会開始、司会は講談師の神田香織さん。
山口二郎さんの開会挨拶の後、小室等さんの演奏。その後、雨宮処凛さんのアピール、神田香織さんによるなかにし礼さんの詩を朗読、落合恵子さんの発言と続いた。

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政党からの挨拶ののち、沖縄の闘いの報告として、高良鉄美さん(琉球大学教授)が自分史を語りながら、辺野古新基地建設のための工事強行に抵抗する闘いを報告。「辺野古はまだなにもできていない。絶対にとめよう」と結んだ。

また、金城実さんは「軍隊は住民を守らない」「歴史は過去のものではなく、未来のためのものだ。それが沖縄からみえる集団的自衛権だ」と発言した。

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北海道の代表は、この間の集団的自衛権反対の闘いを紹介し、「6・28戦争させない大集会は、5500人の参加で大通公園を一杯にした。安倍政権に民意の恐ろしさをたきつけよう」と訴えた。

7時30分ごろデモに出発。デモはいくつもの艇団に分断されてしまったが、元気よく鍛冶橋駐車場までデモ行進した。(T)

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