9月22日夜、池袋の東京芸術劇場5階で、「Stop安倍の暴走、つぶせ戦争・改憲、共謀罪も秘密法も盗聴法もいらない!」と、共謀罪・テロ新法の臨時国会上程に反対する総決起集会が行われ、約80名が参加した。 主催は「共謀罪新設反対 国際共同署名運動」と「破防法・組対法に反対する共同行動」。

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●主催者挨拶で足立昌勝さん(関東学院大学名誉教授)は、集会の趣旨を端的に下記のように言われた。

「昨年12月の特定秘密保護法の成立、今年7月の集団的自衛権行使容認の閣議決定で、安倍政権は戦争をする国家への転換をはかった。戦争する国には何が必要か。戦前の歴史では国家総動員法でものを言わせない社会を作り上げた。

『秘密保護』をもって行為をしばる社会は、この秘密を知ろうとする行為をまず共謀段階で処罰をすることになる。共謀している現場の声を証拠として収集するためと言って、盗聴の無制限拡大を狙っている。こういうことが法制審議会刑事特別部会・総会で決められ、答申から法案へ、来年の通常国会で成立がめざされている。

現行の盗聴法は暴力団の組織的犯罪を弾圧するための盗聴という『制約』があったが、今度の盗聴法は組織性が薄められ、一般犯罪にまで広げられた。さらに、警察官の主観的判断で共謀を認定して盗聴をできるとなっている。こういうことが秘密保護法下の治安弾圧強化として進められている。私たちはこの国家のありかたを決定できる主権者なのだ。だから、大いなる闘いをして頑張っていこう」と。

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●多くの連帯挨拶が続いた。

「マイナンバー法稼働に反対する」 白石孝さん(反住基ネット連絡会)
「秘密保護法との闘い」 新聞労連委員長 新崎さん(共同通信)
「安倍の教育支配にこうして」 見城さん(都教委包囲ネット)
「沖縄を再び戦場にするな」 中村さん(辺野古実)
「国鉄1047名の解雇撤回・JRの外注化阻止」 中村さん(動労千葉)
等々から、安倍政権の下で進む、改憲と戦争政策についての現場からの提起・報告がなされた。

●基調報告は石橋新一さん(破防法・組対法に反対する共同行動事務局)

石橋さんは「安倍政権は昨年12月10日、『世界一安全な日本創造戦略』を策定し、2020年東京オリンピックに向けた治安7ケ年行動を打ち上げた」と切り出して、治安弾圧政策全体が集団的自衛権行使容認とオリンピックという観点から進行していくことをとらえなければならないことを指摘した。

その上で、その具体的内容として、▲テロ・組織犯罪対策のエスカレート、▲カマ首をもたげ機会を狙う共謀罪、▲テロリスト指定・資産凍結法、▲盗聴法・CIA型捜査手法導入、等々について提起し、「これらが臨時国会、通常国会に出される、濁流が渦巻く中、全力で今秋~来春を闘おう」と訴えた。

治安弾圧法のすごい内容などを具体的に紹介できないのが残念だが、安倍政権は「対テロ」を口実に治安維持法以上の超ド級の弾圧法を制定しようとしている。戦争反対の声、闘いを弾圧するものであり、絶対反対!を訴えていこう。(T)

      9/25付東京新聞

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集会の中程で、スイング・マサさんの迫力あるサックス演奏が30分あった。マサさんはその業界では有名な人で、福島原発反対の行動にも参加している。獄中者の支援で拘置所の前で演奏したりする行動を行っている人。

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