昨日(1/12)、政府へ「朝鮮学校への授業料無償化手続きを即時再開せよ!」と求める要請行動が行われ、参加しました。『「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会』が呼びかけたもので、約50人ほどが参加。代表団が午後2時から内閣府へ申し入れ(菅総理大臣・仙谷官房長官宛の要請)、午後3時半からは文科省への申し入れ(高木文科大臣宛の要請)を行いました。また、4時過ぎからは文科省内で記者会見を行い、「実現できるような応援の記事を書いてもらいたい」(高校3年の息子さんを持つお母さん)とマスコミにも要請しました。
記者会見
今年4月に施行された「高校無償化」法から朝鮮高校だけが除外されるという理不尽な事態がやっと是正され「適用」となったにもかかわらず、11月23日の朝鮮半島での砲撃戦を理由に即翌日、菅首相は「手続き停止」の指示を出してしまいました。以降、この問題は放置されたままです。適応されるべき3年生がさかのぼって授業料無料化を受けられるためには1月中旬までに手続きを再開させなくてはなりません。危機感を持った「連絡会」参加者はギリギリの要請行動に立ちました。朝鮮学校校長や保護者らも参加、怒りを秘め「国が、彼らを傷つけてほしくない」「子どもたちを明るい気持ちで卒業させてやりたい」等と思いを訴えました。
首相官邸にむけてシュプレヒコール
新聞報道によれば、適用手続きを再開したいとの高木文科相の発言に対し、拉致被害者の家族らが強い抗議の声をあげているとのことです。この日も、同じ時刻に、田母神前航空幕僚長を会長とする団体が国会前で「日の丸」を林立させて示威行動していて、その参加者が帰り際に要請団に「朝鮮に帰れ!」などと悪罵を投げかけるなど、本当に許しがたいことでした。
文科省前でリレーアピール
小中高大と朝鮮学校に通ったという20代の女性は「日朝平壌(ピョンヤン)宣言(2002年9月)以降、差別がひどくなってきた。経済的理由から日本人の学校に通わざるを得ない子どもたちは本名を名乗れないでいる。日本で暮らしている在日朝鮮人の子どもたちがつらい思いをしていると思うと胸が痛い」と発言。こうした差別・排外に日本の労働者市民がもっと大きく抗議の声をあげ、分断を打ち破っていかなければ思いました。(S)
記者会見
今年4月に施行された「高校無償化」法から朝鮮高校だけが除外されるという理不尽な事態がやっと是正され「適用」となったにもかかわらず、11月23日の朝鮮半島での砲撃戦を理由に即翌日、菅首相は「手続き停止」の指示を出してしまいました。以降、この問題は放置されたままです。適応されるべき3年生がさかのぼって授業料無料化を受けられるためには1月中旬までに手続きを再開させなくてはなりません。危機感を持った「連絡会」参加者はギリギリの要請行動に立ちました。朝鮮学校校長や保護者らも参加、怒りを秘め「国が、彼らを傷つけてほしくない」「子どもたちを明るい気持ちで卒業させてやりたい」等と思いを訴えました。
首相官邸にむけてシュプレヒコール
新聞報道によれば、適用手続きを再開したいとの高木文科相の発言に対し、拉致被害者の家族らが強い抗議の声をあげているとのことです。この日も、同じ時刻に、田母神前航空幕僚長を会長とする団体が国会前で「日の丸」を林立させて示威行動していて、その参加者が帰り際に要請団に「朝鮮に帰れ!」などと悪罵を投げかけるなど、本当に許しがたいことでした。
文科省前でリレーアピール
小中高大と朝鮮学校に通ったという20代の女性は「日朝平壌(ピョンヤン)宣言(2002年9月)以降、差別がひどくなってきた。経済的理由から日本人の学校に通わざるを得ない子どもたちは本名を名乗れないでいる。日本で暮らしている在日朝鮮人の子どもたちがつらい思いをしていると思うと胸が痛い」と発言。こうした差別・排外に日本の労働者市民がもっと大きく抗議の声をあげ、分断を打ち破っていかなければ思いました。(S)